今日は自宅で机上仕事中のともみです。
いやはや・・
ここ何年ぶりかの大失態が頭を離れない。
その人の、人生に一度しかない晴れのイベントをなんで綺麗に飾ってやれなかったんだろうと
、申し訳なさを何度も心の中で反芻してしまう。
この馬鹿ともみ、何で二パターン用意しておかなかったんだろうと。
振り返ってみると、自分の結婚式の時。
式の段取りなど、私には何にもわからず、座席の順番、スピーチの順番で親が散々悩んでいたのを思い出す。
主賓の挨拶、来賓の挨拶、恩師の挨拶、新郎の友人代表の挨拶、新婦の友人の挨拶・・
時間的に押してしまうスピーチに対し、あの人に喋ってもらわないと格好がつかない、あの人を立てないと立場が悪いと悩みまくってた。
親は、話し出すと長くて困る某社の社長を「乾杯の挨拶」に持ってきて、長い挨拶を封じる手できた。なるほど、グラスを持って飲むのを待ってる人を尻目に、そう長くはしゃべってられない立場が「乾杯の挨拶」だと、私は心得てしまってた。
よしっ!超短で「昔からスピーチと女性のスカートは短い方がいいといいます。某ちゃん、某さん、おめでとうカンパーイ!」で行くつもりで決めてた。
まず、会場に入って圧倒されたのは、
案外みんな盛装じゃん!!
私は、それは私の心の中では母の形見(私のために残しておいてくれた)の、まだしつけも取ってない仕立てものの綿絣を、このお祝いの席で下した縁起ものなんだけど、これは礼服ではない。
そしてちょっと地味すぎた感が否めない・・。
それでまず、ちょっと気持ちが浮き足立ってしまってた。
そこで華麗に入場してきたご両人を前に、
「では、乾杯の挨拶を!」
・・・え?
顔が引きつった・・・
わ・・・私・・・トップバッター!?
私の考えてきた超時短スピーチは、
前に何人もの人がしゃべった後でなら、笑いの効果を発揮するが、
これ、一番最初に喋っちゃったら、ただ早く飲みたいだけの、やる気ないやつの手抜きじゃんとしか映らない(泣)。
エピソードか、喜びか、目出度い言葉か入れなくちゃ!!
頭グルグル回っちゃった私は、そのままこの何十年と経験したことない「あがる」という状態になり、
スピーチしどろもどろ、舌噛み噛み。
濱ちゃん、佐藤さんのお式に水を差す結果となってしまいました(泣)。
しかしながら、
失敗も肥やしだよね。
今度はあるかどうかわかんないけど、もしこんなような場面にまたあうことがあったら
今度こそ、5パターン位考えていこう。
またひとつお利口になりました。
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